
戦後最大のエンターテイナーで「シャンソンの女王」と称された越路吹雪さん(1980年死去、享年56)の生誕100年を記念したCDボックス「越路吹雪リサイタル1965〜1969」(6月12日発売)に、越路さんの1960年代のNHK紅白歌合戦での歌唱音源集がボーナストラックとして収録されることが9日、発表された。これらの音源集のCD化は初めてとなる。
メイン企画となる日生劇場でのリサイタル音源が1960年代だったため、時代を合わせた格好。収録されるのは60年の「家へ帰るのが怖い」を始め、「ラスト・ダンスは私に」(63年)、「サン・トワ・マミー」(64年)、「イカルスの星」(68年)、最後の紅白出演になった「愛の讃歌」(69年)など、おなじみのナンバーがズラリ。36歳から45歳までの大人の魅力あふれる歌声を堪能できる。
越路さんは1952年(第2回)に紅白に初出場した。当時は年明けに放送されていた同番組。この時は、出演予定の歌手が急きょ欠場になったという連絡を受け、新年会を抜けてほろ酔いのままピンチヒッターを務めた―という逸話があるほど。4年後の56年からは14回連続出場(〜69年)した。生前、紅白について「出演料の何倍もかかる衣装を、毎回作って出るのは大変」「年に一度のお祭り。普段会えない方々と舞台でご一緒できるのが良いところ」などと語っている。











